著者: ZONG 編集部 | ZONG 技術ガイド
Mini DisplayPort DVI変換で1440pを出す条件Quick answer: 結論は、2560×1440の60Hzを狙うならデュアルリンク対応のアクティブ品を選ぶことです。DVIシングルリンクは4.95Gbps、デュアルリンクは9.9Gbpsで、DP++のパッシブ変換はTMDS165MHzまでに制限されます。1920×1200以下ならパッシブ品で足ります。
Mini DisplayPortからDVIへ変換するときは、まず変換先の解像度とDP++対応を確認します。1920×1200までならパッシブで足りますが、2560×1440の60HzはデュアルリンクDVIが必要で、ピンが足りないパッシブ品では映りません。
Mini DisplayPortとDVIはどこで信号が変わるか
Mini DisplayPortもDVIもデジタル映像の規格ですが、信号の形式は同じではありません。この差を吸収するのが変換アダプタです。
当社が会議室の配線を点検した際も、映らない原因の多くはアダプタの種類でした。ケーブルより先に変換部を疑うと早く解決します。
デジタル同士でも変換が必要な理由
DisplayPortはパケット方式、DVIはTMDS方式で映像を送ります。方式が違うため、DP++のデュアルモード出力で切り替える仕組みが要ります。
ピンブロックを見れば対応が分かる
DVI-Dはシングルリンクで18ピン、デュアルリンクで24ピンです。中央のピン群が埋まったケーブルはデュアルリンク非対応と分かります。
1440pを出すならデュアルリンクが前提
2560×1440の60Hzは、必要なピクセルクロックがTMDSの165MHzを超えます。1本では足りず、2本を束ねるデュアルリンクが必要です。
パッシブアダプタはDP++の範囲で動くため、シングルリンク相当までしか通りません。1440pを狙うならアクティブ品を選びます。
シングルリンクの実用上限は1920×1200
シングルリンクDVIは4.95Gbpsで、1920×1200の60Hz付近が実用上限です。フルHDの会議室用途ならこの範囲で足ります。
アクティブ品の見分け方
仕様表にアクティブ、またはデュアルリンク対応と明記されているかを確認します。USB給電の端子がある製品は能動変換の目安です。
Mini DisplayPort DVI変換の比較表
選定では帯域、対応解像度、ピン数、給電の4点を並べると判断しやすくなります。数値は規格の公称値です。
パッシブ品とアクティブ品では到達できる解像度が大きく開きます。下の表で自分の用途がどの行かを先に決めてください。
公称値と実機の差が出る箇所
ケーブル長と端子の接触で、安定する解像度は下がることがあります。長いDVIケーブルなら一段下の解像度で試すと切り分けが進みます。
給電が要る製品の見分け方
筐体にUSB端子や電源ジャックがある製品は、内部チップのために給電を要します。バスパワーで動く表記かを購入前に確認します。
| 方式 | 帯域 | 最大解像度の目安 | ピン数 |
|---|
| DVIシングルリンク | 4.95Gbps | 1920×1200 60Hz | 18ピン |
| DVIデュアルリンク | 9.9Gbps | 2560×1600 60Hz | 24ピン |
| DisplayPort 1.2 | 21.6Gbps | 3840×2160 60Hz | 20ピン |
| DisplayPort 1.4 | 32.4Gbps | 7680×4320 30Hz | 20ピン |
| HDMI 2.0 | 18Gbps | 3840×2160 60Hz | 19ピン |
設置シナリオ
実際の現場では、機器の都合でDVI入力しか残っていない場面が今も多くあります。
次の2例は、当社が設置時に確認した典型的な条件です。
よくある質問
問い合わせの多い点を、仕様と現場の両面から整理しました。
判断に迷ったときの確認順として使ってください。
パッシブアダプタで1440pは映りますか
多くの場合映りません。DP++のパッシブ変換はTMDS165MHzまでのため、2560×1440の60Hzは帯域が足りず、画面が消えるか解像度が落ちます。
音声はDVI側に乗りますか
DVIの規格上は音声を運びません。スピーカーを使う場合は、映像とは別に音声ケーブルを用意するか、HDMI側への変換を検討します。
変換後に画面がちらつく原因は何ですか
ケーブル長と接触不良が主な原因です。24ピンのピン穴に汚れがないかを確認し、まず短いケーブルで切り分けてください。直らない場合は給電の有無を確認します。
Mini DisplayPort端子のないPCでも使えますか
端子がない場合はUSB-C側の変換を選びます。DP++の有無は機種ごとに異なるため、仕様表での確認が必要です。表示設定に目的の解像度が出るかも見てください。
ケーブル一体型とアダプタ分離型はどちらが良いですか
設置場所が固定なら一体型が抜けにくく扱いやすいです。頻繁に抜き差しするなら、ケーブルを交換できる分離型が向きます。長さは設置距離に合わせて選びます。
次のステップ
Mini DisplayPortからDVIへの変換は、目標の解像度とDVI側のピン数で品番が決まります。まず1920×1200以下か、2560×1440かを決めてください。そのうえで、アクティブ表記と給電方式を仕様表で確認します。当社では設置条件を伺ったうえで適合品をご案内しています。相談は https://zh-zong.com/contact/ から、メールは zongcarrie@zh-zong.com、電話は +86 13543026126 までご連絡ください。
解像度が決まれば、必要なピン数と給電方式はほぼ決まります。
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出典: VESA DisplayPort; VESA Standards; TIA Standards